社員インタビュー
04エンジニア/2017年入社
チームの規模が大きいと「自分の仕事を周囲にしっかり納得してもらうこと」が難しいです。例えば、ある機能の開発を自分が対応できたとして、それをすぐ製品に組み込めるわけではありません。同じチームメンバーに自分の対応した内容を説明し、承諾を得て初めて可能に。そうしなければ不具合が混入してしまう恐れが高まるからです。承諾してもらうために説明しても、「仕様通りにできているのか」「他の作業に影響がないか」など、厳しくチェックされます。同じ製品をつくるメンバー同士は、互いに納得感をもつ必要があるので、Teamsやチャットも頻繁。コミュニケーションが密に取れないと、行き違いや手戻りが発生する場合も。ベテランの方の観点や意見、別視点からレビューをいただくこともよくあります。
製品や機能をリリースしたときのお客様の反応です。カメラは日本だけでなく世界中の人に使ってもらえるので、評価や反響を目にする機会も多かったです。「リアルタイム瞳AF」という瞬時に瞳を認識する機能が初めて動物にも対応した際に、その機能をリリースしたあと、SNSで「うちのペットも認識してくれました!」などのコメントを多数見かけ、こちらもペットとの生活を応援できたと感じて嬉しくなりました。またプロのフォトグラファーからの高い評価も併せて、喜びの声は大きなモチベーションにつながります。現在のスマホアプリは機能によっては仕様から検討するので、裁量の広さにもやりがいも感じています。
「お客様目線であること」です。開発が進んでいくと、当初は検討されていなかった機能の追加依頼がきます。あとから追加する機能なので、その前から入れていた機能の組み合わせで問題が出てくることがあり、どこまで対応するべきかをチームで話し合って決めます。例えば「自分ならやや遅い動作も気にならない」と思うことがあっても、「お客様が使ったときにどう思うか?」を問い直します。「一瞬を切り取りたい」想いのユーザーは多いと考えれば、やらない手はないという判断に。あとあとお客さまも気づくところなので、苦労して問題を解決したところを評価されると「あのときに対応して良かった」と思います。
仕事をスムーズに進めるにはどうするか、を考えるようになったこと。例えばメールを作成するときに、先頭に結論を書くようにしています。伝えたいことを最初に書いて、あとから補足の文章を書くと時間がない相手でも最初の数行で理解してもらうことにつながります。こういうテクニックは、周りの先輩や同僚の姿勢からも学んでいます。「仕事が早い」人は、何かしら工夫を行っているので、自分も「早く仕事をするコツ」は積極的に取り込むようになりました。周囲に良いお手本となる人が多いため、自分も良い方向に変われています。
当社はあらゆる製品に触れるチャンスがある場所だと思っています。私自身も去年まではカメラの開発を行っていましたが、そろそろ違うジャンルも経験したいという思いもくみ取ってもらい、新たなジャンルとしてスマホアプリの開発に挑戦しています。チャンスの場を活用しつつ、自分の見聞やスキルを広げていけたら最高です。これまで「追尾機能」を得意にしてきましたが、新たなスマホアプリを開発すべくflutterというマルチプラットフォームのフレームワークも勉強中。当社で「○○といえばY.O」と名前を言ってもらえる有識者を目標にしたいと思います。
入社6年間はカメラチームで、レンズ交換式デジタルカメラα(アルファ)シリーズなどの認識機能周りを担当していました。人やモノ、動物などを認識し、瞳に焦点が合うようユーザーの操作を助ける機能を開発しました。2023年からはプロジェクトを異動し、スマホ向け音楽再生アプリの開発を担当。今までと違った環境なので、アプリ開発の技術を学びながら対応しています。
ゲームや漫画、アニメを見ていることが多いです。趣味関連のイベントや大会に出場することも。先日は有名ゲームの大会に出るため、北海道まで遠征。学生時代は課題に追われたので、趣味に没頭する時間は社会人になってより増えたと思います。