社員インタビュー
01エンジニア/2019年入社
大きく2つあって、一つは実装の難しさ。単に動けばいいのではなく、商品は使っていくにつれて不具合が発生したりします。そのときにわかりにくいコードだと、その不具合修正によって新たな不具合が生まれがち。そこで、誰にもわかりやすいコードで書くことを心掛けます。その先にノイズが少なくリアルで臨場感あふれる音の実現があると思い、頑張る日々。もう一つは他のメンバーに伝える難しさ。特にチームが異なると、知識や視点は違ってきます。その中で共通認識を持って開発を行う必要があり、認識を合わせる際の説明が難しいですが、その一方で互いの思いや視点をくみ取って開発する面白さもあると思います。
自分が開発した商品が世に出ることです。特に入社して初めて携わったのがイヤホン「WF-1000XM4」でした。入社3年目に製品がリリースされたときは、自分でもすぐ買うぐらい嬉しかったです。また友人に自慢することもでき、強くやりがいと感じたことを思い出します。またSNSを通して友人や世間の評判も見えてくるので「これ、すごくいい」という声は大きな励みに。自分が開発した商品が数年で市場に出回り、身近に使用されているのを見たり、音楽を楽しんでいる姿に触れたりする喜びは当社ならではと思います。
できる限り自分の試行錯誤の過程は記録するようにしています。製品開発には多くの人が携わっていて、開発期間も学生の頃の実習などとは違って年単位とかなり長くなっています。そのため、他のメンバーや数か月後の自分が見てもわかるよう試行のメモを残しています。例えば自分が休みや不在のときも他の人が見ることで問題について議論しやすくなり、より良い解決策が出やすいでしょう。やはりチーム体制の仕事なので、情報共有はとても大切。こうした習慣は社会人になって特に意識するようになりました。
自分のタスクや自チームの責任範囲を意識するようになりました。他チームが管理しているコードなどを見ることは自由ですが、そこに深く関わろうとするのは注意が必要。開発や不具合修正などを行うのであれば、他チームの力をうまく頼ったほうが不具合も減りますし、開発の効率も上がります。3年目くらいでそれを実感してからは、自分の責任範囲でやることをやったら、やって分かったこと・やって欲しいことは相手に伝えるよう意識するようになりました。
今とは違うチームやプロジェクトになっても頼りにされるエンジニアです。当社はさまざまなソニー製品に関わっていて、多くのエンジニアチームがあります。どんなチームであろうと、人が協力し合っていくことは変わらないので、上手に協力し合って製品を創り上げるための力を身につけたいと思っています。そのためには製品やその周辺領域の知識も必要不可欠になるので、専門性と協調性のバランスの取れたエンジニアになりたいです。将来的にはチームリーダーも視野に、着実にキャリアを積んでいきたいと思います。
ワイヤレスホンのソフトウェアを開発するプロジェクトに所属し、ミドルウェアチームの一員として仕事しています。ミドルウェアとはドライバとアプリをつなぐもので、ノイズキャンセリング機能の制御部分や音楽再生などオーディオに関する制御を担当。ドライバチームやアプリチームが使いやすいように、話し合いながら設計・実装をしています。
最近は東京都内のおいしいものを食べに外出することが多めです。東京はご飯屋さんが多すぎるくらいなので、和洋中に限らずいくらでも探求できます。外出しないときは、パソコンでオンラインゲームをすることが多いです。