社員インタビュー
03エンジニア/2018年入社
例えばキー(ボタン)等の操作に関する機能の実装などを行いますが、一つのソースで複数の製品を同時に開発している点が難しいところで、ある製品への修正が、他の製品へ不必要に影響しないようにする工夫が必要です。現在の状況に合わせ、どう設計するかを探っていく部分も難しいです。また、リリースして終わりではなくメンテナンスも必要で、メンテナンスコストを下げるにはどう設計・改善すればいいか、ここにも多くの工夫が求められます。設計はチーム内でレビューしてもらったり、自信のない部分は事前に熟練の先輩にアドバイスをもらったりします。
私の仕事はオーディオ製品に関連し、音楽再生アプリなどをより使いやすくすることがミッションで、その中で、身近なところで人の役に立つ製品に関われることがやりがいだと感じています。設計や実装、メンテナンスも試行錯誤の連続ですが「私は今、新しいものを創っている」という楽しさは常にあります。自分が携わった製品が発売されたときは量販店などに行って、製品を手に取っている人を見るとやはり嬉しいです。新製品の情報は発売前には話せないので、市場に出回ったときは「これは、ここにこだわりを持って創った」ということを多くの人に話したくなります。
自分のことに捉われず、チームとしてどう解決するといいのか、何が最善かを考えるようにしています。単純にソフトウェアが動けばいいのであれば、設計はいりません。ソフトウェアが動くその先を見据えることで、良い設計、良くない設計という判断ができるようになります。もちろん、何を目的に設計するかにより判断基準が変わるため、今自分の目的が何で、何を一番と考えて設計しようとしているのかを明確にするようにしています。また、先輩からたまに「ここを見直した方がいいのでは」と指摘を受けることもありますが、「改善の余地がある」=「自分にはまだ“のびしろ”がある」と受け止め、前向きに考えるようにしています。
仕事のひとつに、チーム内の自動テストプラットフォームの実装、自動テストの実施などがあるのですが、自動テストによってみんながつくりやすい仕組みづくりに貢献できることにもやりがいを感じています。自分のタスクだけでなく、開発の背景やチーム全体のこと、製品の先のことを考える習慣がついたところが成長した点かなと思います。
エンジニアは設計だけでなく、実装スキルがあってこそ一人前と思っています。難しそうなことをいとも簡単に終わらせてしまう、優れたスキルや経験値をもつ先輩方のような存在に自分もなりたいです。将来的にはオーディオ以外にも新しいスマホアプリやブラウザ、サーバー関係など、いろいろと挑戦してみたいです。最終的には、人間が無駄に複雑な操作をしなくても済む社会になったらいいなと思っています。機械ができることは機械任せにして、人は人のやりたいことができる世の中になるよう貢献していけたらいいですね。
一般家庭・業務用スピーカーなどオーディオ系製品の開発に当たり、システムとアプリケーションをつなぐミドルウェア部分を担当しています。システムの情報を機能単位で扱うことで、さまざまなアプリケーションを使いやすくするのが使命です。
普段は散歩やゲーム、友人との電話が息抜きです。出かけるときは映画を見たり、ミルクティー(タピオカ抜き)を飲みます。むしゃくしゃしたときはカラオケで気分転換。