キャリア採用座談会

ソニーの感動価値を生み出す
エンジニア・UX設計者の仕事への情熱・姿勢

さまざまな職例、キャリアを重ねて入社した4名のエンジニア・UX設計者が集合。
入社後に感じたソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(以下、SDNA)
の社風と仕事内容・やりがい、目標をざっくばらんに語り合ってもらった。

参加メンバー

  • 社員紹介_藤井憲太郎

    藤井 憲太郎Fujii Kentaro

    設計1部 3課/2011年入社

    前職で組込み系オーディオやカーナビ等のソフトウェア設計などを担当。現在はプレイングマネージャーとして、オーディオ関連機器のソフトウェア開発を先導している。

  • 社員紹介_山本文枝

    山本 文枝Yamamoto Fumie

    技術推進部 UX設計課/2020年入社

    前職では、公式サイトやシステム画面のビジュアルデザイン、アートディレクション等を担当。現在はグローバル製品のUI/UXとソニーグループの教育支援を担当。

  • 社員紹介_広井芳秋

    広井 芳秋Hiroi Yoshiaki

    設計1部 2課/2018年入社

    前職はAndroidベースのスマートグラス製品のソフトウェア設計を担当。現在は新規アプリの開発を担当。

  • 社員紹介_加藤良裕

    加藤 良裕Kato Yoshihiro

    設計3部 1課/2018年入社

    前職ではAndroidやiPhone、テレビ、通信機器等のクライアント向けソフトウェア開発を担当。

主体的学びも資格も、柔軟に支援してくれる
一人ひとりが向上心を持ち続ける組織を実感

私は自分の専門であるUI/UXやHCD(人間中心設計)に関して知見とキャリアを未来へ伸ばしたい思いから、専門家が多く集まっているSDNAに魅力を感じて、2020年に転職してきました。藤井さんはこの中で社歴が10年以上あるとのこと。10年以上前からSDNAにはどのような雰囲気があったのでしょう?

日本のソフトウェア開発会社にしては珍しくフランクな社風というか、自由闊達さは当時からありましたね。自分の意志で「この製品がやりたい」と表明したら、それを受け止めてくれ、ある程度自由にプロダクトを異動できることも魅力でした。人間関係においてもプロジェクトの進め方にしても垣根がなく、新人や転職者の意見も取り入れ堅苦しいところがなかったです。技術を真摯に追求する姿勢は今に継続され、まさに良きDNAとなっています。みんなは、社風をどう感じていますか?

入社当初より「自由闊達に専門性を追求できる」、「社員の意思を受け止めてくれる」、そんなイメージを持っています。私はエンジニア志向が強いことを上司が受け止めてくれ、希望通りBRAVIAのアプリ開発に就いています。

SDNAはソフトウェア系でプロ意識も高いのでエンジニア同士のつながりは薄いのではと思っていましたが、一人ひとりがコミュニケーションを大切にする姿勢は驚きでした。コロナ禍前はチームメンバーでランチを食べに行ったり、休憩時間に雑談もしたりしてオンとオフのバランスも取れました。オンラインが増えた現在も気軽に相談できる関係が、チームで開発の良き原動力になっていると思います。昨年度からリーダーを任されるようになったことで、普段のコミュニケーションは大切だと改めて実感。先輩方が大切にしてきた文化を自分も継承したいと思っています。

それは頼もしいですね。実際に勉強会などは活発に開催されていますし、資格取得に対する柔軟な制度もあり、その辺もSDNAの意識の高さと向上心につながっています。

同感です。入社して私も、それは強く感じます。現在、私は課のメンバーとユニットを組んで週1~2回「学習会」を行っています。変化の激しい社会に対応するため、各自の実務の発展を見据えて、組織的な成長戦略のもとに展開させています。テーマはそのつどさまざまでUXやUIの基礎からワークまでを自分たちで設定し、主体的に学んでいるところです。それぞれが忙しい実務を持ちながらも参加率は高く、ここまで学習意欲や向上心を失わない人の多さは驚きでした。常に新たな発見と刺激に満ちた組織を感じています。

主体的に学べる一方、これは大切という学びや資格へのチャレンジをしっかりサポートしてくれる文化もSDNAならでは。勉強会を開くことはもちろん、必要となる技術書も購入してもらえます。中でも今SDNAではE資格(ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力・知識が問われる)の取得を通じたAI人材育成に取り組んでいて、対策となるeラーニングの受講や受験費用のサポートなど成長を後押ししてくれる体制が励みになっています。

座談会風景
座談会風景

エンジニアとして一貫した仕事ができる
裁量の幅広さ、製品の市場評価などやりがいは十分

次に、それぞれ普段の仕事とやりがいを紹介し合いましょう。

私は現在、プレイングマネージャーとして課長としての仕事が50%、オーディオ関連製品のソフトウェア開発が50%という割合です。主にシステムレイヤーを担当しているため、いかにハードウェアを制御するかという点に苦労すると同時にやりがいも感じます。近年はオーディオ製品もネットワークとつながり、Bluetoothなど多機能性が売りになっています。そのため消費電力をいかに抑えるか、音質を良くしてノイズや音飛び、曲間の無音時間を少なくするあたりがテーマです。ただコンシューマ製品という性質上、開発に携わった製品が市場や店頭に並んでいるのを見ると「よくやったな」という達成感を毎回感じます。また市場の評価として「やっぱりソニーはいい!」などの反響はとても嬉しいですね。

私はBRAVIAのテレビアプリの開発を担当しています。役割としては、エンジニアとして基本設計、詳細設計、実装、単体テスト・結合テストまで。設計からテストまでを一貫して担当できるのはエンジニア冥利に尽きます。BRAVIAは世界各国で販売されるので、各国の放送規格の知識も必要不可欠です。今は例えばネットワークを利用してのサービス向上で、おすすめ番組を表示するといった付加価値の高い機能の実装に注力しています。そこで苦労するのは、パフォーマンスチューニングです。高いユーザビリティで、番組表などがサクサク動くようにミリ秒単位の改善を行っています。難しい設計や実装を完成させた時、原因特定が難しい不具合を修整できた時などに達成感を感じますし、藤井さん同様に店舗でBRAVIAが並んでいて購入されるお客様の姿やSNSなどでの評価は大きなやりがいになります。

私は加藤さん担当のBRAVIAをはじめ、世界シェアを誇るグローバル製品のUI/UXを担当しています。最初は多くの機能が製品の中でいかに動いているか、その仕様の複雑さに衝撃を受けました。加えて日本だけでなく世界のユーザーに配慮して、それらを検討するのも苦労するところです。ただ入社当初から難易度の高い業務を担当できたことは自信になりました。さらに日本や海外のユーザーテストで、各国の人々がリモコン操作などをする姿を見ると使用方法は千差万別で興味深いです。また自社業務に留まらず、ソニーグループ全体の教育支援として「ソニー基礎技術研修」などのサポートも行っていますが、大きな組織の教育を下支えするチャンスにやりがいを感じます。業務は講師担当の統括マネージャーと一緒に担当することが多いのですが、課員の成長やメンタルの支援が手厚い点で学ぶべきところも多く、管理職としてロールモデルとなる先輩がいることは真に成長できる環境と感じています。

私はソニー製品と連携する新規アプリの開発に携わっています。まだ世に出ていないので詳細は言えませんが(笑)、顧客側(ソニー側)の設計チームに入って将来のリリースに向けて、現在は仕様検討やプロトタイピングを行っています。役割としてはチームリーダーとして、顧客とSDNAチームの窓口となり、チームのとりまとめから製品化に向けた設計・実装・プロトタイプの開発などを担当しています。企画段階の立ち上げから参加し、仕様が決まっていないところからのスタート、しかも開発ツールの選定や開発環境の構築などから任されていて、幅広い裁量をもって仕事できる点が大きなやりがいになっています。もちろん開発中は機器との連携機能がうまく動作せず大変なことも多いですが、プロトタイプを使ったデモがうまくいったときは嬉しいです。アプリチーム以外の設計メンバーとも連携して開発を進めるので、新たな知見や発見を得られることもやりがいに感じます。

藤井さんは課長職ですが、マネージャーとして気を付けている点、やりがいを感じるのはどういう時ですか?

10数名のメンバーを率いて思うのは、プロジェクト内容によって人のアサインが大変である反面、人選がピタッとはまって、スムーズにチームが動いているときは快感になります。そのためには普段からメンバーの仕事ぶり、能力やスキル、スケジュール、人間性すべてを対話の中から把握したり、注意深く仕事ぶりを観察したり、相談を受けやすい姿勢でいることを大事にしています。

座談会風景
座談会風景

新しい技術や資格を貪欲に吸収し、
新たな「感動品質」創出にチャレンジしたい

皆さん、今後の目標はどういうところになりますか?

SDNAは技術にこだわってエンジニアとして成長したい人が多いですが、チームをまとめる存在も不可欠だと思います。現場のこともきちんとやりながら、マネージャーとしても成長していける、自分がそんなモデルケースになっていけたら理想的だと思います。エンジニアとしてはホームオーディオシステム、ワイヤレス化などに積極的に取り組み、ソニー製品の感動品質をさらに高めていけたらいいですね。

今まで私は、スマホなどのクライアント側をメインにアプリ開発してきたので、今後はサーバー側の開発に注力したいです。ネットワークやクラウドを介して新たなサービスを生み出せる存在、さまざまな開発を一人でこなせるマルチスタックなエンジニアを目指したいです。

現在開発しているアプリをリリースすることが近い将来の目標となりますが、それ以外に私はいま20%の時間をAIの勉強に充てています。会社がAI人材の育成や登用に熱心という機運を受け、自分も早くE資格を取得することが当面の目標です。今後はモバイルアプリ開発以外にも専門性を広げ、AI技術とアプリを組み合わせるなどして、新しい製品の創出にチャレンジしたいと思います。SDNAには社内応募やジョブローテーションの制度もあり、新しい領域にチャレンジしたいという人にもうってつけです。常に好奇心旺盛に、次はこれを学びたい、成長したいという人に適した会社だと思います。

今後は製品のみならず、サービス自体の課題を見据え、解決策につなげるサービスデザインやUIの実装を担当したいと考えます。また前職で培ったクリエイティブを企画・コントロールをするアートディレクションなど、ソニーグループでも新たなクリエイティブ業務を担当したいです。一方で、引き続き教育支援も行ってグループ全体の底上げにも貢献したいと思います。SDNAにはお互いを褒め合い尊重する風土とチームワークの良さがあるので、教え合い高め合う共創の姿勢もまた生きるでしょう。

※新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮したうえで、撮影しています。

座談会風景