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英語で「しばらくしてからもう一度」お試しください。

「しばらくしてからもう一度お試しください。」
アプリケーションなどでユーザーがある操作を行おうとしたものの、何らかの理由でその操作ができなかった場合などに表示される文言です。通常はこの文言の前に「~できません。」や「~中です。」など、その操作ができなかったことやその理由などが記載されています。 このときの「しばらくしてから」ですが、いったいどれ位の時間になるのかみなさんは考えたことはありますか?

アプリケーションやその機能などにより、同じ「しばらく」でも英語ではその時間によって以下のように使い分けることも可能です。

・数分またはそれ以上の場合
Try again later.

・1分以内などすぐの場合
Try again in a moment.


どの程度待つのか、可能であればユーザーに前もってより具体的にお知らせするなど、ユーザーの視点に立ち、文言で工夫できることがあります。

2015-07-22 09:00  英訳知識

誤訳リスクを減らすヒケツ教えます

弊社では通常、UI(ユーザーインターフェイス)文言のローカライズを、日本語→英語→多言語の流れで行っています。
英語化ではネイティブにチェックを依頼し、多言語化では翻訳者に翻訳の依頼をしているため、その過程で誤訳が起こらないよう対応を入れています。
今回はそれぞれのプロセスの誤訳対策をご紹介します。

・英語化ネイティブチェック時に提供する情報
 ・UI 画面イメージとそのフロー
  ローカライズ対象文言が表示される画面の絵やそのフローが分かる資料があると、ネイティブは非常にチェックしやすいので、できる限り提供するようにしています。

 ・各文言の仕様説明
  ネイティブチェック時に必須の情報です。特に「画面イメージとそのフロー」を提供できない場合は、絵がなくても画面の構成要素や流れが把握できるような説明が必要です。
「画面イメージとそのフロー」が提供できない場合の仕様説明項目例を書きます。
  ・仕様説明項目例:
   ・文言が使用される UI コントロールの種類(例:ボタン、メニュー項目、チェックボックス)
   ・選択可能な場合は、選択後の動作
   ・選択肢の場合は選択タイトルと他の選択肢など、近辺の UI コントロールとその文言
   ・書式指定子(例:%s、%d)に入る文言
   ・独自機能など仕様が想像しづらい文言については機能説明

 ・メッセージ文言の仕様説明
  表示条件、メッセージのタイトル、ボタンと各ボタンが選択された後の動作

・多言語化時に提供する情報
 ・「画面イメージとそのフロー」と「各文言の仕様説明」は英語化と同様です。

 ・不訳文言、指定訳語情報
  固有名詞など英語のままで残す文言(不訳文言)や UI 文言などそのまま引用しなければならない文言(指定訳語)の情報を提供します。

 ・用語集
  用語の定義や専門用語の訳語など用語集がある場合は提供します。

 ・その他、必要に応じて補足説明を入れます。
  補足説明例:
  ・複数の意味を持つ英単語が使用されていて、間違って翻訳されそうな場合はどの意味で使用されているか書きます。例えば、英語でリモコンのことを “remote control” と言いますが、「遠隔操作」の意味で翻訳されないよう、テレビなどを操作するリモコンであることを伝えます。

ネイティブチェック担当者や翻訳者に仕様をしっかり伝えると、誤訳リスクを減らすだけでなく、翻訳元の文言にとらわれずよりふさわしい文言を提案されることもあり、それに合わせて翻訳元の文言も変えることもあります。

2015-07-08 09:00  業務一般知識
SDNAのローカライズ
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社では、その経験と成熟したプロセスを活用し、質の高いローカライズサービスをスピーディーに提供します。

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