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英語 UI 文言のキャピタライズについて

以前に様々なキャピタライズのルールというタイトルで、いくつかの言語のキャピタライズについて書きましたが、今回は英語 UI 文言のキャピタライズについてもう少し詳しく書きます。
英語のキャピタライズには、全大文字、タイトルスタイル、センテンススタイルがあります。
(別の呼び方がされている場合もあります。)

・全大文字
すべての文字を大文字で書きます。
例:USE THE DISPLAY LANGUAGE OF THE OPERATING SYSTEM
Microsoft のスタイルガイドには、全大文字を強調のために使用してはいけない、代わりに強調構文を使用しなさいと書かれています。
Android OS では、設定項目をいくつか集めたグループのタイトルが全大文字になっています。

・タイトルスタイル
最初と最後の単語の先頭の文字を大文字にします。また、その間の単語は下記の例外を除いて先頭の文字を大文字にします。
例:Use the Display Language of the Operating System
タイトルスタイルの例外:
・冠詞  例:a, an, the
・等位接続詞  例:and, but
・4文字以下の前置詞  例:at, for, with
「最初と最後の単語の先頭の文字を大文字にする」というルールなので、上記の例外にあてはまる単語も最後にくる場合はキャピタライズされます。
例:Save As
また、動詞句の一部になっている前置詞もキャピタライズされます。
例:Set Up Printers

・センテンススタイル
文字通り通常の文章と同じスタイルです。
文頭の単語の先頭の文字と、固有名詞のように通常文の中で大文字で書かれる単語の先頭の文字だけ大文字にします。
例:Use the display language of the operating system

私たちは、ローカライズ対象のアプリがインストールされる OS のスタイルガイドに合わせて英語 UI 文言をキャピタライズしています。
Windows のようにバージョンアップ時にキャピタライズスタイルガイドが変更になる場合がありますが、アプリが新規でない時は既存文言のキャピタライズに合わせます。
最も重要なのは、アプリ内のキャピタライズルールが一貫していることです。
以前に Microsoft がキャピタライズスタイルガイドを変更した時も以下のような記述がありました:
“For legacy applications, you may use title-style capitalization for command buttons, menus, and column headings if necessary to avoid mixing capitalization style.“

2015-05-27 09:00  英語用法

引用符も色々あります。

文章中で他の文言を引用したことを示す場合や強調したい文言を示す時などに使う引用符ですが、この記号の表記も、言語によって違いがあります。
以下に一般的によく使われる記号の例を挙げてみました。



その他では、ロシア語でもフランス語での記号ギュメを使うこともあります。
またギュメを逆にした » « が使われる言語もあります。

ただ UI 文言などでは、英語の場合、以下のように開始と終了で同じ直線形のダブルクォーテーションを使うこともあり、ドイツ語やフランス語など多言語でも英語に合わせている場合もあります。

英語:Select "Yes" to restart.
ドイツ語:Wählen Sie zum Neustarten "Ja".
フランス語:Sélectionnez "Oui" pour redémarrer.

その他、シングルクォーテーションを使う場合や、引用と強調の場合で使い分けをすることもありますが、UI 文言などのローカライズでは、それぞれのスタイルガイドや仕様に合わせ、また同じ用途で様々な引用符が混在しないよう、なるべく統一することを心がけています。

2015-05-13 09:00  多言語用法
SDNAのローカライズ
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