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英語で「クレーム」言えますか?

アプリケーションのユーザーインターフェイスにおいて使われる英語のメッセージ、“Invalid date”の日本語訳例は「無効な日付です」となります。 では“Invalid claim”の訳はといえば、「無効なクレームです」ではなく、「無効な要求です」となります。

“claim”をカタカナ表記にして「クレーム」と訳すと、「苦情」や「不満」といった意味にとられ、誤解を招く可能性があります。 「クレーム」は和製英語で、英語における本来の意味との違いに気を付けなければならない単語の一つです。

“file a tax refund claim”は「税金還付の請求(要求)をする」という意味です。 このように“claim”には「(当然の権利としての)要求」や「(事実としての)主張」といった意味はありますが、「不満による苦情」や「文句」のような意味はありません。

一方、「不満による苦情」といった意で使う「クレーム」の英訳には“complaint”があります。 ユーザー同士が交流できるオンラインゲームにおいて、不適切なメッセージや画像を掲載しているプレーヤーに関して通報する機能がついているものがありますが、その機能名や説明において“file a complaint”(苦情を訴える)という表現が使われることがあります。


たとえば、海外旅行先で買い物をし、英語で還付請求をしたり(file a tax refund claim)、買い物をしたお店での対応に苦情を訴えたり(file a complaint)することもあるかもしれません。 そんなときは、和製英語の誤用に気を付けて、正しく意図を伝えたいものですね。

2014-09-03 09:00  英訳知識
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