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BCC で送る際のひとことを英語では…

BCC(Blind Carbon Copy)機能を使って送られてくるメールには「このメールは BCC で送信しています。」といった文面が含まれていることがあります。

BCC を使って一斉配信する場合、ビジネスマナーとして、To で送らずに BCC で送ることに対する上記のようなことわりを入れておくと親切であるといったアドバイスも見かけます。

ところが先日、製品案内の英文メールをアメリカ在住のネイティブチェッカーに見てもらったところ、「このメールは BCC で送信しています。」にあたる英文、“The email was addressed using the blind carbon-copy (BCC) field.”について、「私はこれまでにそういう注意書きがされているメールを受け取ったことがない。メールの一斉配信を経験した人たちであれば BCC がどのようなものかもわかっているだろうから、そのような説明文はなくてもよいのではないか?」とのコメントをもらいました。

こんな短い一文にも日米間での慣習の違いがあるようでおもしろいと思い、ある日本在住のアメリカ人にも、この件について聞いてみたところ、やはり先のネイティブチェッカーと同じような反応でした。

ここで興味深く思われたのは、話を聞いたアメリカ人の二人とも、この日本語の一文に含まれる婉曲的な意図をくむことなく、BCC 機能については言わずともわかることゆえ、あえて受信者に伝える必要はないと感じていたことです。

日本語で書かれるビジネス文書では、マナーや慣習に従って、時には婉曲的な表現を用いているものもありますが、それらを外国語に翻訳する際には、そのマナーや慣習が日本特有のものでないか、伝えるべき内容となっているかを考えながら対応することが大切なのだと、改めて実感した一件でした。

2014-04-09 09:00  英語文化
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