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「など」は英語に訳さない!?

日本語では「~など」のように、「その他」を意味して「など」が使用されているのを多く目にします。
UI などテクニカルライティングでは、日本語もあいまいさを避けることがルールとなっていますが、英語化を行う際は日本語に「など」が含まれている場合は、その「など」が具体的に何を指すのか文言作成者に確認します。「など」が指すものを具体的に挙げることができ、かつスペースが十分にある場合は英語ではなるべく具体的に表記するようにしています。

<参考文例>
日本語:プロジェクトや録音した曲のファイルなどを保存するフォルダを指定します。

英語:Specify the folder that stores project files, and recorded and imported sound files.
※ここでは「など」は“imported (sound files)” と具体的に表記しています。

ただ、そもそも「など」としているのはいろいろなケースを想定しており、その全てを記載しきれないという事情があるため、その結果英語では以下のように「など」以前で言い切る形にすることが多いです。

<参考文例>
日本語:取り込んだ映像や一時ファイルなどもここに保存されます。

英語:Video, Pictures and temporary files are stored here.
※ここでは「など」は特に表記していません。

もし日本語文言の構成に合わせて「など」を入れなければならない場合は、「テクニカルライティングでは“etc.”の使用は避けたほうが良く、“and so on”を使用するべき。」と SDNA ネイティブチェック担当者は言っています。Microsoftガイドラインでは 「ボタンのラベルのようにスペースがあまりにも限られているような場合以外は“etc.”は使用しないこと。」“and so on”については、「画面スペースが限られている場合や、“...a, b, c, and so on.”のように、少なくとも2つの項目の論理的進行を示すような場合以外は使用しないこと。“and so on”によって具体的な情報を与えるわけではないためあいまいさを生んでしまう。」といった記述があります。

UI文言ではあいまいさをなるべく避けた簡潔な表現になるよう、また、単純な翻訳ではない、違和感のない文言になるようローカライズを行っています。

2014-02-19 09:00  英訳知識
SDNAのローカライズ
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社では、その経験と成熟したプロセスを活用し、質の高いローカライズサービスをスピーディーに提供します。

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