組織力と技術力

技術領域|コア技術
新しい技術への挑戦で、ソニーのソフトウエア開発をリードしていきます。


これからを見据えたAVテクノロジーのコア技術
H.264(AVC)、MPEG、DVD、ブルーレイ、DSD(Direct Stream Digital)。メディアテクノロジーにおいて、これからの中心となる大切な要素技術です。ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(以下SDNA)ではこれらのキー・テクノロジーに関して、ソニー内の関係部門と連携し、プロジェクトでの製品化対応を推進しています。例えばAVC、MPEGに関しては、動画編集ミドルウェアの開発を行い、それを活かしVAIOやハンディカムにバンドルされる動画アプリケーションを提供、製品の付加価値向上に高く貢献しています。
またデジタルハイビジョンビデオフォーマットとして策定されたAVCHD規格に対応したアプリケーションをいち早く提供、ソニー製デジタルハイビジョンハンディカムの他社との差異化に貢献しています。DVD、ブルーレイについてもSDNAは高い専門性を有し、その技術をVAIOやハンディカムにバンドルされるアプリケーションとして提供しています。さらにDSDについては規格策定段階から参画し、ソニー内で進めてきた研究成果を取り込み、VAIOにアプリケーションを提供しています。SDNAでは常に最新のメディアテクノロジーをキャッチアップし、ソニーのAVコンシューマー機器への早期搭載のため、そのスキルを活かしています。

つながる世界を支えるコア技術

PCと家電製品。家電製品と家電製品。現在の多くのソニー製品には、他の製品と有機的につながることによって実現されるさまざまな機能が搭載されています。これらの「つながる機能」を支える技術にはいくつかのレイヤがあり、SDNA では物理デバイスに近い「下から支える」技術や、TCP/IP 上の上位プロトコル技術などで積極的な開発を続けています。
下から支える技術には、例えばUSBやワイヤレス通信、外部のストレージを制御する技術、フラッシュメモリなどの外部ストレージそのものがあります。いまや当たり前のように製品に組み込まれているこれらの機能を実現するため、SDNAはソニーグループの関係部署とともにさまざまな製品開発に取り組んでいます。
一方、上位層の代表的な例としては、DLNA(Digital Living Network Alliance)関連の活動があります。 電機メーカーやPCメーカー、コンテンツ・プロバイダーなど世界200社以上が参加するこの規格は、メーカーの枠を超えて自由に製品同士をネットワークでつなぎ、部屋を越えてさまざまなコンテンツを楽しむことを可能にします。その実現のためにはソフトウエアの果たす役割がきわめて重要です。
SDNAでは、VAIO 全機種搭載の<VAIO Media>を開発し DLNA の公式認証を取得。VAIO ならではのコンテンツを隣室のテレビで観るなど、DLNA対応の機器同士が自由に繋がってコンテンツを楽しむ世界を実現しています。SDNA では世界各地で実施される接続テストなどにも積極的に参加し、高品質な製品を生み出す努力を続けています。
一方、デジタル放送などのコンテンツをネットワークを通じて楽しむ際に重要となる著作権の保護についても、SDNAではDTCP-IPというンテンツ保護規格を<VAIO Media>に採用し、堅牢な実装を行っています